アグリな日々

いつものことをアグリ系弁理士の視点で語るブログです。

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胡蝶蘭の生命力

2008年4月30日(木)

アグリ系弁理士の吉永貴大です。

冬の間、ほったらかしにしておいた胡蝶蘭から、何やら茎のようなものが伸びてきました。
すると、みるみるうちにつぼみがついてきました。
これを「花芽」というそうです。
しばらく観察してみることにしました。
胡蝶蘭1
つぼみがどんどん大きくなってきました。
胡蝶蘭2
ついにつぼみがほころんできました。
胡蝶蘭3
咲き始めると早いもので、2日で満開に。
観察を少しさぼっていたら、2輪咲きました。
中途半端な観察日記ですみません・・・。
胡蝶蘭4

この鉢には3株の胡蝶蘭が寄せ植えされているのですが、他の2株からも花芽が伸びつつあります(矢印)。
胡蝶蘭5
胡蝶蘭は1株づつ分けて、素焼きの鉢に入れて、冬でも15℃以上に保ち、加湿器で湿度を保ちつつ、扇風機で風通しを良くする・・・などなど、気をつけなければいけない点が多くあります。

ところが私は3株寄せ植えで、通気性の悪い化粧鉢に入れたまま、温度や湿度は管理せず、扇風機はもちろん使わず、ほぼ放置・・・。
大切に胡蝶蘭を育てている方からお叱りを受けそうですが、うちの胡蝶蘭は健気に花を咲かせています。
胡蝶蘭は、意外に強いのです。

この特許を見て、胡蝶蘭の生命力の強さをみなさんも実感して下さい。

【特許番号】特許第3611484号
【発明の名称】コチョウラン の保存複製方法
【特許権者】サッポロホールディングス株式会社
【特許請求の範囲】
【請求項1】
親株のコチョウラン の花茎に基づき得られた親シュートから娘シュートを側生させて前記コチョウラン を保存複製させる方法であって、
前記親シュートにおいて少なくとも上部1~2枚の葉を残して、基部から葉、根を取り除く除葉/除根工程と、
前記除葉/除根処理工程後の親シュートを誘導培地にて培養し、娘シュートを側生させる培養工程と、を含むコチョウラン の保存複製方法。

【0039】
試験区として図1に示すように、未処理の親シュート(I)を粗調整した粗調整処理区(II)、および粗調整した後に基部より順次3~4枚までの葉を根本から切除し、上部の若い葉を1~2枚残した除葉処理区(III)を設けた。(中略)
【図1】
図1
(中略)第二処理区のように除葉処理を行った結果、29%の割合で娘シュートが側生した。一方、粗調整のみ行った第一処理区では娘シュートの側生が認められなかった。
(出典:特許電子図書館)

※「シュート」 : 茎の節から発生する脇芽のこと
※「第二処理区」 : 図1の(Ⅲ)のことを指すと思われます

つまり、中途半端に葉を残すくらいなら、新芽を残してそのほかはいさぎよく葉を切ってしまったほうがよく育つ、という知見に基づいてなされた発明です。
ほら、胡蝶蘭の生命力の強さを感じませんか。

だからといって私の放任主義が許されるわけではありませんが・・・。
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  1. 2008/04/30(水) 23:35:26|
  2. 未分類

モツはモツでも

2008年4月23日(水)

アグリ弁理士の吉永貴大です。

モツラーメン

というラーメンを食べました。
モツはモツでも、鶏のモツです。
モツラーメン
「キンカン」と称される未成熟卵と「レバー」以外は何が入っているのかわかりませんでしたが、想像していた臭みもなく、非常に美味でした。

それもそのはず、「比内地鶏」のモツを使っていたからです。
「比内地鶏」を使った親子丼もいただきましたが、あまりのうまさに写真を撮るのも忘れて食べてしまいました。

「比内地鶏」は地域団体商標として登録されていますが(第5052844号)、その指定商品も

29類 秋田比内鶏(オス)とロード種(メス)を掛け合わせ、秋田県比内地方で生産した食用鶏肉

というこだわりぶり。
味にもそのこだわりが乗り移っていたような気がします。
(私が説明するより、食べていただくのが手っ取り早いはず)

2008年4月に秋田県内の食肉加工・製造会社(破産手続中)が卵を産めなくなった安い雌鶏を比内地鶏と偽って販売していたという事件もありましたが、この事件を機に秋田県が認証制度を設ける動きが始まっています。

参考記事 : 「本物の比内地鶏です」 秋田で認証制度スタート (asahi.com)
http://www.asahi.com/life/update/0421/TKY200804210042.html?ref=rss

いち消費者としては、このおいしさをいつまでも維持していってほしいと思うと同時に、
アグリ系弁理士として、偽装を未然に防止するブランド戦略を提案していかなければならない、
と改めて思いました。
  1. 2008/04/23(水) 01:33:14|
  2. 未分類

カイガラムシとマシン油

2008年4月9日(水)

アグリ系弁理士の吉永貴大です。

春も本番、すっかり暖かくなって、我が家の観葉植物も元気を取り戻しつつあります。
その中のひとつにシクラメンがあるのですが、そのシクラメンの葉の裏に、なにやら直径1mmほどのふわふわした白い塊を発見しました。
カイガラムシ1

カイガラムシ2

何かと思って指で触ったらネバネバした糸を引いてびっくり。
「こっ、これはもしや・・・カイガラムシ!」
葉の周囲には、カイガラムシが放出したと思われるワックス様高粘度物質(要するに砂糖水をたらして水分が蒸発した後のベタベタしたようなもの)が付着していました。

早速ストックしてあったカイガラムシ用の薬剤をスプレーしましたが、気になったのはその主成分。
成分表には、「マシン油」とあります。
どうやら、マシン油をカイガラムシの表面を覆い、窒息死させるとのこと。

こんなものも殺虫成分になるのか!

と感心していたのですが、特許を調べてみたらもっとよさそうな発明がありました。

【特許番号】特許第3795965号
【発明の名称】カイガラムシ類の駆除剤
【特許権者】フマキラー株式会社
【請求項1】
水、界面活性剤、並びに起泡剤、泡保持剤、泡増強剤、増泡剤及び低級アルコールよりなる群から選ばれた少なくとも1種の化合物を含有してなり、樹木上のカイガラムシ類に対して泡状に吹き付けて施用できることを特徴とするカイガラムシ類の駆除剤。

【発明の効果】
以上のように、本発明のカイガラムシ類駆除剤は、カイガラムシ類に泡を吹きかけてこれを空気から遮断することにより窒息させる、又は行動を拘束し、餓死させるものであるため、カイガラムシ類を確実にかつ作業者の健康を害することなく安全に駆除でき、しかも泡が散布される樹木に対して薬害を及ぼすこともない。
特に、従来よりカイガラムシ類の駆除に用いられているマシン油等を使用することにより見られる薬害を心配する必要は無く、カイガラムシ類が寄生するあらゆる樹木に対して季節を問わず施用できるため、上記マシン油を用いることができなかった常緑樹に対しても施用でき、またカイガラムシの活動季節である夏季にも適用することができ、効率的にカイガラムシ類を駆除できる。
さらに、本発明に係る駆除剤は、上述したように単に泡状にしたものであるから低コストでしかも容易に製造することができると共に、作業性よく施用できる。
(出典:特許電子図書館)
  1. 2008/04/09(水) 22:22:55|
  2. 未分類

新人研修

2008年4月4日(金)

アグリ系弁理士の吉永貴大です。

先日、私はある企業の新入社員向けの研修の講師として招かれ、特許法について約90分の講義を行いました。

さすが新入社員だけあって、目の輝きが違いました。
みな真剣に私の話を聞いてくれるので、私のほうもついつい熱が入りました。

講義が終わって私のところへ質問に来た女性が、

「私、この前知的財産検定を受けたんです」

と教えてくれました。

新入社員といえど、その意識の高さは並々ならぬものを感じました。
ぜひ合格してほしいですね。

新入社員の方の今後の活躍をお祈りしています!
  1. 2008/04/04(金) 22:26:17|
  2. 未分類
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