2007年11月13日(火)
私は醸造学科という、ちょっと変わったところを卒業したので、
「純米酒」と「吟醸酒」の違いって何ですか?
とよく質問されます。
そこで、今回はそれについて書こうと思います。
「純米酒」と「吟醸酒」の違いは、ひとことで言うと、製造方法にあります。
「純米酒」とは、水、米、米麹だけで製造され、醸造用アルコールが含まれていない清酒のことです。
「吟醸酒」とは、玄米表層部を40%以上削った米(精米歩合60%以下の米)を原料に用いて製造された清酒のことです。醸造用アルコールは添加されています。
なお、「大吟醸酒」とは、玄米表層部を50%以上削った米(精米歩合50%以下の米)を原料に用いて製造された清酒のことです。
一方、「本醸造酒」とは、玄米表層部を30%以上削った米(精米歩合70%以下の米)を原料に用いて製造された清酒のことです。
つまり、本醸造→吟醸→大吟醸の順でお米を削っている量が多いということになります。
「純米酒」と「吟醸酒」は互いに阻害する関係にはないため、例えば、「純米吟醸酒」といえば、醸造用アルコールを用いず、精米歩合60%以下の米を原料に用いて製造された清酒のことを指し、「純米大吟醸酒」といえば、醸造用アルコールを用いず、精米歩合50%以下の米を原料に用いて製造された清酒のことを指します。
これから忘年会シーズンを迎えるにあたって、日本酒を飲む機会も多くなるかもしれません。
お酒は「飲む楽しさ」のほかに、「語る楽しさ」もあるといいますから、知らない人には教えてあげましょう(イヤミにならない程度に教えてあげるのか重要です)。
- 2007/11/13(火) 14:42:36|
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