アグリな日々

いつものことをアグリ系弁理士の視点で語るブログです。

ノロウィルス防止法

2006年12月20日(水)

ノロウィルスが猛威を振るっているようです。

「気をつけましょう」

と言われたところで、なんせ相手はナノメートルオーダーの大きさ。
毎日満員電車に揺られ、人ごみの中を通勤している我々社会人は
いったい何に気をつければいいっていうんでしょうか。
ウィルスに当たるか当たらないかはむしろ時の運では?

「祈りましょう」

と言われたほうが、まだ救われる気がします。

せっかくなので、「ノロウィルス」をキーワードに特許出願されているものを調べてみました。
特許になったものはヒットしませんでしたが、出願公開されていたものをご紹介します。

【公開番号】特開2005−296847
【発明の名称】水中のウイルスの分解消毒処理方法
【出願人】新日本製鐵株式会社
【出願人】株式会社日本フォトサイエンス
【要約】
【課題】 従来の紫外線消毒では達成できない、ウイルスの分解消毒効
果が著明なウイルスの分解消毒処理方法を提供することを課題とし、
特に、光触媒を使用することなくOHラジカルを効果的に発生させる
原理を利用した、光触媒−紫外線消毒と同等以上のウイルス分解効果
を有するウイルスの分解消毒処理方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 ウイルスが存在する被処理水中に100nm以上240
nm未満の波長及び240nm以上300nm以下の波長の紫外線を
照射することを特徴とする水中のウイルスの分解消毒処理方法。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウイルスが存在する被処理水中に100nm以上240nm未満の波
長、及び240nm以上300nm以下の波長の紫外線を照射するこ
とを特徴とする、水中のウイルスの分解消毒処理方法。
【請求項5】
前記ウイルスがノロウイルスであることを特徴とする、請求項1〜4
のいずれか1項に記載の方法。

【公開番号】特開2005−295820
【発明の名称】二枚貝の浄化方法、二枚貝の浄化判定方法及び二枚貝
の浄化装置
【出願人】
【氏名又は名称】ヤンマー株式会社
【出願人】
【氏名又は名称】社団法人マリノフォーラム二十一
【要約】
【課題】 牡蠣のウイルス性食中毒における主な原因物質であるノロウ
イルス
を、短時間で効果的に二枚貝から排出させ、または死滅させて、
ノロウイルスの感染価を大幅に低下させる。
【解決手段】 牡蠣浄化用の海水を貯留した浄化槽1に、電解装置4及
び加温装置5を接続する。浄化槽1と電解装置4との間で海水を循環さ
せながら電解装置4において海水を電解水にする。また、浄化槽1と加
温装置5との間で海水を循環させながら加温装置5を20℃に加温す
る。これにより、生理活性によって牡蠣内部を通過する電解水の水流に
よって牡蠣内のノロウイルスを排出させ、この排出したノロウイルス
電解水によって死滅させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
二枚貝の内部に取り込まれているノロウイルスを二枚貝から排出するこ
とにより二枚貝を浄化する方法であって、電解水で成る浄化水を貯留し
た浄化槽内に二枚貝を入れ、この二枚貝が生理活性を行う温度となるよ
うに上記電解水を温度管理することにより、二枚貝の生理活性に伴って
電解水を二枚貝の内部に通過させて貝内のノロウイルスを水流と共に貝
外に排出させ、且つこのノロウイルスを電解水によって死滅させること
を特徴とする二枚貝の浄化方法。
(出典:特許電子図書館)

水中のノロウィルスや二枚貝のノロウィルスではなく、
今は人間の感染を防いで欲しいのですが、それは今後の技術の進歩に期待しましょう。
画期的なノロウィルス防止法の発明が生まれるまでは

手洗いとうがい

がこの世で最も効果的なウィルス防止法ですかね。

  1. 2006/12/20(水) 01:06:45|
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