2006年9月26日(火)
これまた東京農大で販売しているものですが、
いちごジャムをいただきました。
こっ、これは…美味しい!
このいちごジャム、なんと
栃木県産の
とちおとめで作ったとのこと。そりゃ美味しいはずです。
でもそれだけではありません。
生産者の三上光一さんという方は、農林水産大臣賞などの数々の受賞暦を持ついちご界のタイトルホルダーなのです。
すごい!
ですが最近、とちおとめの苗を不法に海外に持ち出され、栽培されたものが日本に逆輸入されているという問題が発生しているそうです。
リンク:三浦一水氏HP農林水産省も、
知的財産戦略本部を設置して、対策に乗り出しています。
農大出身の私としては、この分野はど真ん中の分野です。
なのに大臣、何で私をメンバーに呼んでくれないのですか!失意に打ちひしがれつつ、いちごの栽培方法に関する特許を調べてみました。
1. 特公平08-015412 密閉型栽培装置及び栽培方法:矢崎化工
2. 特公平06-073418 養液栽培方法:渡辺パイプ
3. 特公平04-051132 いちごの栽培方法:大日本プラスチクス
4. 特公昭61-032928 受粉結実性栽培植物の栽培方法:日本カーバイド工業
5. 特許3809475 イチゴの株据置栽培方法:広島県
6. 特許3619322 ポリオレフィン系樹脂被覆フィルム:三善加工
7. 特許3560485 イチゴの栽培容器およびそれを用いるイチゴの栽培方法:チッソ、熊本県
8. 特許3548645 植物の栽培方法:三善加工
9. 特許3465089 苺苗の栽培方法:東芝プラント建設
10. 特許3330428 イチゴの栽培方法:誠和
11. 特許2909194 イチゴ苗の花芽分化促進と栽培を行う水耕栽培方法:エム式水耕研究所、東海物産、日立冷熱株
12. 特許2878119 イチゴの栽培方法:誠和
13. 特許2835598 育苗培土及びその製造方法並びに耐病性苗の育成方法:多木化学、兵庫県
(出典:特許電子図書館)
特許権者は意外にバリエーションに富んでます。
ちなみに、栃木県の出願はヒットしませんでした。
元祖の余裕というやつでしょうか。
でもやっぱり全体的に特許出願は少ないという印象。
種苗法での保護がまだまだ主流のようです。
でもこれを機会に知っていただきたい。
いちごは特許でも守れるんです。
- 2006/09/26(火) 01:12:45|
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