fc2ブログ

アグリな日々

いつものことをアグリ系弁理士の視点で語るブログです。

塩糀(しおこうじ)

アグリ系所員のhです。

「塩糀」…スーパーで商品を探すのが困難な程のブームは落ち着いたように感じますが、みなさんの周囲ではいかがでしょうか?

少し前に、旅行みやげで大分県の糀屋本店さんの「糀納豆」というものを頂きました。

「糀」に関して有名な「浅利妙峰」さんが代表をされている会社です。

食べ方の紹介として、

「ご飯にのせてもろみ風に食べる、たまごと合わせたて納豆風、クラッカーにのせてカナッペ風」

など、色々な食べ方が紹介されていました。

塩麹納豆1

ごはんにのせるとこんなかんじ

塩麹納豆2


わぁ~見た目は地味だけど、味は最高!

口の中にいれると、醤油と酒のまろやかな味。

ゴマが香ばしく、納豆よりも若干「糀」の存在が強いかな。

大切に食べようと思いながら、家族みんなで3日で食べきってしまいました。


……訂正です。最後はワンスプーン程度しか残ってなかったから、ほとんど2日で食べました。

おみやげと一緒に、「こうじ納豆」の作り方もあったので、今度挑戦してみたいと思います。
  1. 2013/03/11(月) 18:42:33|
  2. 未分類

PAPABUBBLE(パパブブレ)

アグリ系所員のhです。

贈り物にも使うのですが、時々たべたくなる飴があります。

食べたくなるという表現は「飴」には使用しないかもしれませんが、食感が良いのでついついかんでしまいます。

お店の名前は「PAPABUBBLE(パパブブレ)」

小さなロゴや果物をモチーフにした飴、いわゆる「金太郎飴」みたいな飴を売っています。

パッケージ写真

人気のフルーツミックス、ブドウ、イチゴ、サクランボ、バナナ、パイナップル 、スイカ、キウイなどなど。

一粒一粒、それぞれの味をしっかり楽しめます。

写真を撮り忘れて食べてしまいました(すみません)。

「食べログ」のサイトから引用させて頂きます。

食べログ引用

「HAPPY BIRTHDAY」の文字や「プレゼント」「ケーキ」「花」などをモチーフにした飴。

happybirthdaycandy

「トナカイ」「クリスマスツリー」「星」などクリスマスをモチーフにした飴。

クリスマスcandy

食べやすい大きさ(直径1センチぐらい)で口どけもよいです。

個人的には、キウイが好きです。

中野にあるお店を利用しているのですが、店内だけでなく、お店の周辺にも甘~い匂い。

店内には色とりどりなキャンディがたくさんあり、実演をしていたり、試食もできたりします。

大きなかたまりの飴が、手作業で細く長くなっていく様子は楽しめますよ。

シンプルだけど、パッケージはジッパー付で便利。

飴の大きさも、甘いものが欲しいときに口にいれて食べやすく、一袋の内容量もバッグの中にいれてかさばらなくて可愛い。

「飴」を買うと思うと少し割高ですが、その値段がちょっとした贈り物に最適です。

店内もシンプルな作り(色合いやディスプレイなど)で、それがまた「飴」の色鮮やかさを強調しているようで、トータル的に販売の仕方が上手だなと感じました(なんだか上から目線ですみません)。

バレンタインやホワイトデーが近付いてきたので、期間限定の飴がでてくるかもしれないですね。
  1. 2013/01/24(木) 18:41:12|
  2. 未分類

iPS細胞と特許

アグリ系弁理士の吉永貴大です。

「山中伸弥氏がノーベル生理学・医学賞を受賞」

というニュースを見ました。

大変喜ばしいことです。

iPS細胞の研究が進んで再生医療の道が開かれることが大いに期待されるところですが、

現在の特許法では再生医療などの治療方法は特許要件の一つである

「産業上利用することができる発明であること」

に該当しないということで、特許の対象にはなりません。

治療方法、手術方法、診断方法は、人道上、広く開放する必要があるというのがその理由です。

では、iPS細胞に関しては特許出願は全くされていないのかというと、そうではありません。

山中教授を発明者とする特許出願を特許電子図書館で検索したところ、32件の特許出願がヒットしました。

--------------------------------

(公開番号/公表番号)(発明の名称)
1 特開2011-188860  誘導多能性幹細胞
2 特開2011-182720  生殖系幹細胞の分化誘導および増幅方法、並びにそのための培地
3 特開2010-273680  初期化因子が除去された人工多能性幹細胞の作製方法
4 特開2010-158171  効率的な核初期化方法
5 特開2009-215191  神経損傷治療剤及び神経損傷治療方法
6 特開2009-165481  誘導多能性幹細胞からの体細胞の製造方法
7 特開2009-165480  誘導多能性幹細胞およびその製造方法
8 特開2009-165479  誘導多能性幹細胞を製造するための核初期化因子の使用
9 特開2009-165478  誘導多能性幹細胞の製造方法
10 特開2009-000108 ES細胞特異的発現遺伝子
11 特開2008-283972 誘導多能性幹細胞の製造方法
12 特開2008-193897 多能性幹細胞増殖促進剤
13 特開2005-110565 分化多能性維持剤
14 特開2004-154135 ノックアウト非ヒト動物
15 特開2003-265166 ECAT5ノックアウト細胞
16 特表2012-518988 新規核初期化物質
17 特表2012-507258 人工多能性幹細胞の作製方法
18 特表2011-530273 分化細胞由来多能性幹細胞由来の二次ニューロスフェアの選択方法、その選択方法によって選択されたクローン、及びそのクローンの使用方法
19 特表2011-529330 効率的な人工多能性幹細胞の樹立方法
20 特表2011-529329 効率的な人工多能性幹細胞の樹立方法
21 特表2011-525793 効率的な人工多能性幹細胞の樹立方法
22 特表2011-519546 核初期化方法
23 再表2010/038904 外来性核初期化因子またはそれをコードするDNAを含まない人工多能性幹細胞およびその作製方法
24 再表2009/122747 iPS細胞からの血小板の調製方法
25 再表2009/075119 効率的な核初期化方法
26 再表2009/057831 核初期化方法
27 再表2007/069666 核初期化因子
28 再表2006/035741 ES細胞特異的発現遺伝子及びその利用
29 再表2005/080598 体細胞核初期化物質のスクリーニング方法
30 再表2005/035562 新規な細胞増殖促進剤
31 再表2004/067744 胚性幹細胞の自己複製決定因子
32 再表02/097090  ES細胞特異的発現遺伝子

※「特開」とは、わが国で特許出願された出願のうち、出願日から1年6ヵ月経過後に、特許庁が「公開特許公報」として発行したものです。

※「特表」とは、特許協力条約(PCT)に基づき外国語(英語等)で出願された国際出願うち、日本を指定国とし、日本語で翻訳されたものを特許庁が「公表特許公報」として発行したものです。つまり、外国語でPCT出願された出願が日本に移行して来た場合に特許庁が「公表特許公報」として公開するものです。

※「再表」とは、特許協力条約(PCT)に基づき国際公開された日本語特許出願を「再公表特許」として特許庁が発行したものです。つまり、日本語でPCT出願された出願についてすでに国際公開されたものを、今度は特許庁が再び公開するものです。

--------------------------------

これは山中教授が発明者として名を連ねている特許出願をすべて検索したもので、iPS細胞関連発明のみをピックアップしたというわけではないのですが、発明の名称を見ると、主に細胞培養技術に関して特許出願がされていることがわかります。

2010年にノーベル化学賞を受賞した根岸栄一氏と鈴木章氏について、特許を取得しなかったことが技術の普及につながりノーベル賞受賞の一因となった、という新聞記事がありました。

その記事を読んだかどうかわかりませんが、その後特許庁が

「日本人ノーベル賞受賞者(自然科学分野)の特許出願件数」

というデータを発表しました(現在は削除)。

これは、特許庁としては必ずしも特許が技術の普及の妨げにはならないし、ノーベル賞受賞の妨げにはならないよ、というアピールをしたかったのでは?と思います。

山中教授もテレビのインタビューで、

「特許を取得する意義は、独占するためではなく、(他人に)独占させないためである」

とはっきりおっしゃっておられましたね。

特許を取得する目的が、必ずしも技術の独占にあるとは限らないということです。

知的「財産」権というくらいですから、財産として売買したり、第三者にライセンスをするということができます。

この特許権の財産的活用は、「みんなに技術を使ってもらう」という視点で行われるものです。

iPS細胞関連の知的財産を管理するiPS細胞研究所(CiRA =サイラ)は、学術研究には無償で使用を許諾し、商業目的の研究開発にも安い特許料で使用を認めているそうです。

特許権であれば、自社の技術を守りつつ、かつ、利益を得つつ、技術を普及させるということが可能なのです。
  1. 2012/10/09(火) 11:49:53|
  2. 未分類

食品表示

アグリ系特許技術者のSです。

先日、コンビニで気になる飲み物を発見しました。

果汁が入ってカロリー0

「果汁が入ってカロリーゼロ」
って、普通、果汁が入ればカロリーはゼロにはならないでしょ?

不思議に思いつつも早速購入しました。

おおっ、マスカットのしっかりした果汁感があり、甘味・酸味のバランスが程よく、とてもフレッシュな炭酸飲料でした。

原材料表示をみると、主原料がマスカット果汁(原材料名は、配合量が多い順に記載しなければいけない決まりになっています。)なのにカロリーゼロとは?

原材料表示

これには、ちょっとし食品表示の秘密が隠されています。

実は、食品表示に関する法律で、カロリーを含まない旨の表示(強調表示)をする場合、食品100g(又はmL)あたりの熱量(cal)が5kcal未満であれば「カロリーゼロ」と謳ってよいことになっています。

そのため、この炭酸飲料のカロリーが100mLあたり5kcal未満であるので、果汁が入っていてもカロリーゼロと表示できるのです。

栄養成分表示

私と同じような疑問をもつ人のために、栄養成分表示の枠外にちゃんと説明されていました。

商品には、その商品についての数多くの情報が表示されていますので、じっくり読むと新しい発見があるかもしれません。



  1. 2012/09/18(火) 12:01:58|
  2. 未分類

おえかきグミランド

アグリ系所員のhです。

半年ぐらい前から我が家で頻繁に登場するお菓子

「おえかきグミランド」

付属のトレーに粉と水をいれてグミを作るのですが、これが結構よくできています。

01


赤・青・黄色の色水を最初につくり、色水を組み合わせて

好きな色を作れます。

02

写真②-2


そして色水を好きな型に流して固まればグミのできあがり!
(写真はカニです)

03


3才の子供は、自分で色を作れるのが楽しくて、大満足しています。

商標も登録されていましたのでご紹介いたします。

【登録番号】商標登録第5277419号
【登録日】2009年10月30日
【商標名】おえかきグミランド
【権利者】クラシエフーズ株式会社
【区分】第30類
【指定商品】菓子及びパン

他にも、お菓子ではないのですが、
先日百貨店で気になるおもちゃを見かけました。

「動く木製3Dパズルキット」(イワヤ株式会社)
http://www.iwaya.co.jp/

釘を使わず木と木をはめ込んで作っていき、
手をたたくと音に反応して動きます。
小学生ぐらいの男の子が、夏休みの工作としてその場で2時間かけて
「V400オフロードカー」を完成させていました。

子供のお菓子やおもちゃってよくできていますね。
  1. 2012/08/06(月) 18:24:51|
  2. 未分類
前のページ 次のページ